最高裁判所第一小法廷 平成7年(オ)1370号 判決 1996年9月26日
主文
本件上告を棄却する。
上告費用は上告人の負担とする。
理由
上告代理人野間督司、同近藤正昭、同林一弘、同長谷川敬一、同松本裕美の上告理由について
所論の点に関する原審の認定判断は、原判決挙示の証拠関係に照らし、正当として是認することができ、その過程に所論の違法はない。論旨は、原審の専権に属する証拠の取捨判断、事実の認定を非難するものにすぎず、採用することができない。
よって、民訴法四〇一条、九五条、八九条に従い、裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。
(裁判長裁判官 遠藤光男 裁判官 小野幹雄 裁判官 高橋久子 裁判官 井嶋一友)