大判例

20世紀の現憲法下の裁判例を掲載しています。

東京高等裁判所 昭和33年(ウ)857号・昭33年(ウ)795号 判決

仮処分決定のあつた後本案訴訟が第一審においてその理由がないものとして請求を棄却された場合においても、判決が確定せず更に控訴が提起されて、第二審において事件が係属している以上は、仮処分の被保全権利の不存在は確定されたものではなく、さらに本件の場合には被申立人が第一審で敗訴判決の言渡があつたとの一事では、仮処分の存続を不当とすべき事情が発生したものとはまだ解することができない。

(村松 伊藤 小河)

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